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■※閲覧注意※('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは需要と供給のようです 前編

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 21:54:31.36 ID:w/M4MwMb0
エロ。閲覧注意


3 :>>1代理thx:2009/06/08(月) 22:02:45.05 ID:uXPybrbn0
会社の入口にある自動ドアから男が出てくる。

今朝剃りたての彼の頬や顎からは髭が生え始めており、
空は黒く染まり上がり、月が夜の街を照らしている。

春にしては今夜は風が強いようで、吹き荒ぶそれにスーツを着た男は身を震わせた。

顎に生えてきた薄い髭を撫でながら、
男が左腕に付けた時計を見る。
中々上等な物であり、銀色に輝くそれは22時を彼に告げた。

(;'A`) 「はぁー……疲れたなぁ……」

首に掛けた『鬱田ドクオ』という社員証をビジネスバッグにしまい、
男、鬱田ドクオは自宅に帰る為に駅へと向かって、へろへろと歩き始める。

今日は土曜日。

明日は日曜日で、彼は休日である。
忙しないサラリーマン生活の中、彼を潤す楽しみが一つだけあった。

まだまだ若い彼にしては寂しい趣味のような気もするが、
ドクオの唯一の心の支えであり、
彼がもっとも金を掛けるものである。

この負のオーラが漂う青年の趣味と聞けば、あまりいい物は連想できないだろう。

アニメ、ゲームなどのオタク趣味か?
はたまた風俗か? 援助交際か? 彼の趣味とは――――



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:04:38.85 ID:uXPybrbn0
*******

ドクオは電車に揺られ、自宅の最寄り駅に停車し。
そこから歩くこと15分程のところにある、
こじんまりとした小さな建物の前に辿り着く。

その建物の看板には“9's Bar”と記されていた。

木製のシックな扉を開き、ドクオは淀みなく店内へと足を踏み入れた。

内装は、奥のカウンターは木製で、
広く、幾つかの丸いテーブルが少し距離を置いて設置されている。

これは、他人と距離を置き、客が自分の空間を作れるようにする為の配慮である。
が、やはり数人で静かに飲みたいと言う者の為にも配慮し、テーブルは丸い物としているのだ。

人と人との話し合いの際は、距離感を感じさせぬように、
寄り合うような形になる、円卓等が会議の際は好ましいと聞いたことがあったなー。
と、ドクオは内心に呟く。

うろ覚えではあるが、そういうウンチクを思い出しつつカウンターへ。




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:08:10.45 ID:uXPybrbn0
やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを立てたんだ。


じゃあ、注文を聞こうか。




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:13:42.02 ID:uXPybrbn0
('A`) 「何してんですかクーさん……」

ショボくれた男のお面を被り、
黒のビジネスベストとパンツスーツを着こなした女性が、
カウンターごしにドクオへテキーラを差し出すポーズをとっていた。

川=(´・ω・`) 「フフフ。“ときめき”みたいな物を感じたかね?」

仮面越しにクーが小さな笑い声をあげて尋ねる。
ドクオは彼女の子供のような演出に、微笑を浮かべて、

('∀`) 「ちょっとだけですね。あっ、テキーラがサービスって本当ですか?」

川=(´・ω・`)「む、そんなことをしたらウチは破産してしまうぞ。
       見てみろ、23時だというのに君以外誰もいないじゃないか」

周囲を見渡すと、彼以外の客はまだいないようだ。

個人経営の、田舎町のバーといった雰囲気のここには、
あまり人は寄りつかないのかもしれない。

だが、それがいい。この人の少なさこそが、彼の心を落ち着かせる。

クーが仮面を外し、カウンターの机の上にポイと放って、

川 ゚ -゚)ノミ(´・ω・`) 「そろそろ君が来る頃だと思ってね、爆笑を誘ったのだが、苦笑しかしないなんてな」

表情に変化は見られないが、
彼女は少しガッカリしているのだとドクオにはすぐに分かる。



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:17:35.33 ID:uXPybrbn0
('A`) 「クーさんギャグのセンスあまりありませんから。とりあえず、スプリッツァーで」

カウンター前の小さな背もたれの付いた丸椅子に座り、注文する。
後から付け加え、あまり高くないし……とボソリと呟いた。

川 ゚ -゚) 「ふむ、スプリッツァーか。もっと強い酒でもいいんじゃないか? 君、強い方だろ」

('A`) 「いやぁ、今日はゆっくりしたいんで。明日休みだし、落ち着きたいんですよ」

川 ゚ ー゚) 「ほう。癒しの場に毎度毎度ここを選んでくれるとは嬉しいよ。
      お客様に御懇意にして頂き、ありがたく思います」

微笑を浮かべてクーが言い、ドクオは言い淀んでどうもと応える。

彼がここに通い詰める理由は、店の雰囲気というのもあるが、
やはり、家がここから近いというところもあるのだろう。

ちなみに、彼の住むアパートは家賃が一万円ほどで、
トイレも付き、風呂もあるが、彼の住む部屋だけ今までの居住者が四人謎の死を遂げており、
家に一人でじっとしているのは怖いから、高い頻度でここに通っているというのはどうでもいい設定だ。

クーはスプリッツァーの準備をしながら口を開き、

川 ゚ -゚) 「やはり、別の酒の方が良いんじゃないか? ドンペリとかドンペリとかドンペリとか」

(;'A`) 「どんだけ俺に散財させる気なんですか!?」

慌ててツッコミを入れる彼に、
彼女は今度は笑えたかね?と笑みを浮かべて尋ねた。




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:21:35.55 ID:uXPybrbn0
*******

スプリッツァーを飲み干したドクオは、次にバーボンを頼み、
赤茶けた液体がグラスに注がれていく。

彼はそれを傾けて、呷る。

時折何かを考えるようにして、カウンターに顔を埋めてしまう。
が、思い返したように再びグラスに口をつける。

たまにクーと少し言葉を交わすと、
彼は突然黙りこくり、無言で酒を飲み始める。
話の内容は様々である。

会社のこと、親のこと、家のこと、音楽のこと、映画のこと、
などなど、様々ではあるが彼の話は続かない。
時折、愚痴を溢し、悩みを打ち明けたりもする。

そうやって、もう彼女といくつ言葉を交えたのだろうか?

ドクオはそんなことを思いながら、グラスを傾ける。

だいたい彼は安い酒を注文する。だが、たまにえらく高い酒を頼んだりもする。
給料のほとんどは、酒に費やされていってしまう。

川 ゚ -゚) 「そんなに飲んだくれて、大丈夫なのか?」

心配になってきたのか、クーが尋ねた。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:24:40.24 ID:uXPybrbn0
('A`) 「俺にはこれしか趣味が無いんですよ。金なら大丈夫です」

川 ゚ -゚) 「そうじゃない。体の方を心配したんだ」

('A`) 「体……ですか。大丈夫ですよ、大丈夫。壊れて困るのは自己責任ですから」

ドクオは少し捻くれたように言う。
口を尖らせて、再びグラスに手を伸ばしていく。

中身を一気に飲み干した彼は、喉を熱い物が通過する感覚を得て、
それが腹の奥に収まっていくのを感じた。

('A`) 「先週、またフられましたよ。“友達としてしか見れない”だとさ」

川 ゚ -゚) 「ほぉ、またか。君と付き合ってくれる女性は、何時現れるのかねぇ」

上の空のように、どこかを遠い眼をして呟くクー。

('A`) 「そんなん、俺が聞きたいですよ」

川 ゚ -゚) 「でも、良い娘じゃあないか。この間なんか、あれだろう?
     “アンタと付き合うメリットってなに?”だったじゃないか」

(;'A`) 「あぁ……あんま思い出したくないのに…」

ドクオの表情が翳っていく。
額に手を当てて、力尽きたようにそのままカウンターへとうつ伏せになる。

川 ゚ -゚) 「なに、女なんて星の数ほどいるさ」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:27:57.87 ID:uXPybrbn0
('A`) 「女に言われたくないですよ、そのセリフ」

虫の鳴くような声で、力なく呟くドクオ。
そんな彼を見たクーは、

川 ゚ -゚)9m 「まぁ、星には手が届かないものなのだがな」

ドクオを人差し指で差して、からかうように言い放つ。
はぁ、と溜息を零した彼は更に沈み込み、

('A`) 「あー……至言ですね」

呟くと同時に、事切れたかのようにカウンターの上でうつ伏せになる。
それから数分間、彼は眠りに落ちたかのようにじっとする。
グラスを見つめて、それを通して映るクーを見つめていた。

女性にしては高い170センチ台の長身で、
鍛えているのかガッシリとした肩幅に、スラリと伸びる長い足。

細く引き締まった体型でありながらも、尻や胸は大き過ぎず小さ過ぎず、
バランスのとれたシルエットを描いており、
彼女のカップはC~Dであるとドクオは目測する。

肩甲骨辺りまで伸びた、艶やかな黒の長髪に、
切れ長の鋭い瞳からは黒真珠のような輝きが放たれている。

美人だ。というのが率直な感想であった。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:31:35.12 ID:uXPybrbn0
黒のビジネスベストとパンツスーツを完全に着こなしている彼女は、
それだけでエリートと言った雰囲気を醸し出している。

グラスごしに映る彼女は、とても綺麗だ。

('A`) 「星には手が届かない……かぁ……」

そう呟くと、彼は苦笑を浮かべる。

彼女が星だって言うなら、俺には手が届かないのも納得だな。

クーの前に存在するカウンターが、空のように広大に思え、
とても遠くの存在であるかのように錯覚してしまう。

グラスを望遠鏡の代わりにして、彼は彼女を見つめ続ける。

何度目とも知れない溜息を零し、ドクオは再びグラスを傾けた。
喉に焼き付いていくような感覚が通過していく。

酔えよ酔えよ。

気を紛らわせるには、それが一番なのだから。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:34:55.94 ID:uXPybrbn0
******

木製の扉が軋みを上げて開き、客の入店を告げた。

特徴的な濃い眉をしており、顔立ちが整っている、
髪を明るい茶色に染めた男だ。

男はカウンターに向かい、
ドクオから数席離れたところに腰を落ち着けると、
  _
( ゚∀゚) 「マティーニを頼むぜ」

クーに注文をした。

彼女は「把握」と短く答えると、
流れるような動きでカクテルを作り出し、注文の品を差し出した。

男はグラスを傾けて、透き通った無色の液体を一度口にする。

グラスを置き、味に満足したのか笑みを浮かべて一息をついた。
すると、クーへと向き直り、



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:37:58.39 ID:uXPybrbn0
  _
( ゚∀゚) 「マスター、アンタは最高だ。
      いつ来てもアンタは客に安らぎと美味い酒を与えてくれる」

男は、ベタがつく程にクーを褒めちぎった。
ドクオはその通りだ、と内心に頷いて、男の顔を見る。

何度か見た顔だ。
確か、名前は……ジョルジュ……高岡?……長岡?
とりあえず、ジョルジュなんちゃらだ。

名前が思い出せずに、ドクオが首をかしげていると、

川 ゚ -゚) 「お褒め頂き、光栄ですよ」

涼しい顔で答える彼女。
その顔には称賛などに満足も慢心もせずに、
自分をこれからも高めていこう。

といったような、そんな意思が見え隠れするように思える。
  _
( ゚∀゚) 「そんなアンタの安らぎにさせてくれないか? 俺を。
      初めてここにきた時から、アンタに惚れちまってたよ」

饒舌にジョルジュに語られるセリフ。
ドクオはそれを聞くと、何故かは分からないが心臓が高鳴った気がした。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:41:38.30 ID:uXPybrbn0
そんな言葉を囁かれた彼女は、
何時も通りに無表情な顔で、涼しげな顔をしている。

川 ゚ -゚) 「お断りしますよ。私はお客に酒を振る舞い、
      貴方はそれを受ける。それ以上になる気はありません」
  _
( ゚∀゚) 「そうかい……そんじゃ、ギムレットを頼む」

ジョルジュは整った顔立ちを一切崩さずにいたが、
その声はどこか寂しげであった。

ギムレットが出来上がり、それを一気に飲み干すと、
ジョルジュは彼女に背を向けて、
一言も発さずに店を出ていく。

川 ゚ -゚) 「粋なことをする男だな。しかし、私にしてみればマナー違反だな」

フン、と鼻で笑って、クーは言う。
そんな彼女にドクオは振り向き、




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:44:35.01 ID:uXPybrbn0
川 ゚ -゚) 「ギムレットとは別れの酒なんだ。
      あの男は確か……4、5回ここに通ってくれたが、もうここには来ないだろうな」

レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』か。
たしか、クーはそんな小説の事を前に話していた気がするな、とドクオは逡巡する。

マナー違反。

彼女は客に酒を振る舞い、必要であれば話を聞き、
悩みやグチに付き合ってくれる。
客であるドクオやジョルジュはそれを受ける。
サービスの、需要と供給の関係。

そんな関係の中でジョルジュはクーに惹かれた。
男女の関係になろうとした。

それを彼女はマナー違反だと吐き捨てる。

もしかしたら、ジョルジュは軽薄な男であり、
誰かれ構わず美人で有れば口説こうとするような男であったのならば、
同情の余地などないのかもしれない。



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:48:26.49 ID:uXPybrbn0
しかし、彼が本当にクーの事を愛していたのなら?
身が焦がれる程に恋しさを感じ、彼女を求めたのだとしたら?

それでも彼と彼女は需要と供給の、客と店の関係。

抑えきれない感情。彼女が言う「マナー違反」であったとしても、
気持ちを伝えたいという衝動に駆られていたら?

葛藤の果てにジョルジュは告白したのかもしれない。

('A`) 「さっきの人と同じ、ギムレットを下さい」

ドクオは注文をして、
クーは「把握」と相変わらずの無表情で応じる。

もし彼女に恋心を抱いたら?
手の届かない星に気持ちを伝えたくて、
どうしようもなく思い煩ってしまうようになったら?

そんな問いがドクオの中に次々と浮かび、
どんな気持ちでジョルジュはこの酒を飲んだのだろうかと思い、
彼は差し出されたグラスに注がれた、薄く透き通るような黄色い液体を呷った。



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:51:38.45 ID:uXPybrbn0
******

ζ(゚ー゚*ζ 「ねぇねぇ、クーさん。『横浜リリー』って知ってる?」

カールした茶色い髪が美しい、デレといった女性が、
グラスを傾けて、オレンジ色の液体を一口呷るとそう言った。

川 ゚ -゚) 「あぁ、ポルノだろ? あのメロディは好きだったな」

相変わらずの無表情で、
カウンター越しにクーが言う。

ζ(゚ー゚*ζ 「そうそう。歌詞がすっごく良くてさー」

川 ゚ -゚) 「まさか、君はそれで……」

ζ(゚ー゚*ζ 「うん。私あの曲聴いてから、『ヨコハマ』にはまっちゃった」

デレはグラスを指差すと、
残ったヨコハマを飲み干した。

ζ(゚ー゚*ζ 「じゃあ、また来るね。ごちそうさまー」

どういたしまして、と短く答えたクーは、
彼女が使ったグラスを片付け始める。



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:54:52.40 ID:uXPybrbn0
(* A ) 「………」

カウンターの端で飲んでいたドクオは、
既に顔を赤く染め上げていた。

色々と考えながら飲んでいるうちに、
のぼせる様に酔いが回ってきたようだ。
彼女達の会話を聞いていた彼の頭の中には、『横浜リリー』が流れていた。

彼は密かに、デレに“リリー”というあだ名を付けることにした。

この店には、男女様々な客が訪れる。

客足は少ないが、それでも、
何年も通い詰めるドクオには、
経営には困らないほどに稼いでるように思える。

客は口々に各々の不満や不安を吐き出していく。



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 22:58:45.24 ID:uXPybrbn0
(,,゚Д゚) 「フサを塾に通わせるべきか、それとものびのびと育てるべきか。
      塾に行かせれば友達も増えるだろうし、あいつの為にもなると思うんだが……」

育児に悩む男。

('、`*川 「彼が少し、うつ病みたいになっちゃって……どうしてあげたらいいのかな?」

恋人を気遣う女性。

(`・ω・´) 「部下がなかなか仕事を覚えなくてね。私の教え方が悪いのやら、
        あいつの覚えが悪いのやら、年甲斐も無く考え込んでしまったよ」

(#゚;;-゚) 「危ない仕事だし、そろそろやめようかと……」

仕事に悩む、男性や女性。

( ∵) 「………」

一切口を開かず、酒を飲んだらすぐに帰る男。


( ∵) 「ガァァァゴェェェェッガハァッ!」

むせた。



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:01:52.54 ID:uXPybrbn0
( ´∀`) 「古参AAなのにまったく主人公になれないモナ……流石兄弟もモララーも死ね……」

よく分からない愚痴を零す客。

( ゚∋゚) 「クックルドゥドゥ」

Σ(;'A`) 「―――ッ!?」

鳥のような客。

多種多様で、たくさんの人間ドラマの1シーンがここで垣間見える。
ドクオはそれをただ傍観し、グラス越しにクーを見つめる。

川 ゚ -゚) 「………」

無言でグラスを拭く彼女。
ただ、それだけの動作ですら凛としており、カッコ良い。
彼の目にはその様が輝いて見える。

スクリーン越しの、映画の中の主人公のようだ。
戦場で大勢の兵士を率いて戦う英雄のようだ。

ドクオには、そんな超人的な存在に思える。



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:04:11.39 ID:uXPybrbn0
彼女に抱くこの感情は、尊敬か? それとも、親しみか?
はたまた、あの男のような恋心か?

彼はその感情がわからない。理解しようともしない。

答えを出したいが、何故か理性はそれを遠ざけていく。
ぐるぐると思考が回っていき、それに止めを刺すようにドクオはグラスを傾ける。
何の味もしない、水以上に薄い味。

まるで空気を飲み込んだような味がドクオの口腔を満たした。

込み上げてくる劣等感と不安。
彼はそれを打ち消す為に酒を呷り続ける。

クーはそれを見据えるが、止めようとはしない。



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:05:35.82 ID:uXPybrbn0
******

数時間後、閉店間際になると。

ドクオはすっかり定位置となったカウンターの端の席で、
その上に置いた自分の腕に頭を埋めていた。

ふー、とクーは溜息をつき、

川 ゚ -゚) 「やれやれ……」

呆れたように、
しかし微笑むように呟いて、

川 ゚ -゚) 「閉店だぞ。起きろ」

ドクオの肩に手を掛けて揺する。
彼の肩と頭が揺れるが、一切反応は無い。

川 ゚ -゚) 「眠ってるのか? 君の家は近いはずだろ、起きて家で寝ろ。風邪をひくぞ」

母親が叱りつけるようにクーが言い放つが、
ドクオは起きそうにない。
不審に思った彼女は、彼の顔を覗きこんでいく。



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:08:37.83 ID:uXPybrbn0
( ;A ) 「………」

すると、彼の瞳からは涙が頬へと伝っていた。
青年の頬に光る滴を映した彼女の双眸は、相変わらず涼しげだ。

川 ゚ -゚) 「どうした……?」

だが、彼女は冷徹と言うわけではなく、
優しい心の持ち主だ。

背中を摩って彼女は尋ねる。

(;A;) 「俺には何も出来ない……コミュニケ―ションもろくに取れない、
     趣味があるわけでもない、特技があるわけでもない。仕事もできねぇ……」

川 ゚ -゚) 「何かをする必要はないだろう。君は、君がやりたいことをすれば良いんだ」

(;A;) 「俺は、金が必要なサービスでも無い限り人と口も聞けないような、最低野郎だ」

川 ゚ -゚) 「君とはもう何年も言葉を交わしてきたが、最低な奴だと思ったことはない」

(;A;) 「俺には何も出来ない……どうせなら、戦争のある場所に生まれたかった。
     飛び交う弾丸がいらない命といる命を分けてくれる。俺なんかいらないだろうに」

(;A;) 「人付き合いが下手だ。俺なんかを友達と思っている奴はいない。
     学生時代の仲間にもう何年もあってねぇ……面白い話の一つもしてやれやしない」

(;A;) 「仕事もパッとしないし、
     俺なんかに出来ることなんか何もありやしない。最低の……最底辺の人間だ……」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:10:49.88 ID:uXPybrbn0
彼は嗚咽を噛み殺すが、
対照的に涙は堰を切ったように流れ出てくる。

クーはいつの間にかグラスに注いだ水を、
ドクオの目の前にとん、という音を響かせて置いた。

川 ゚ -゚) 「これを飲め」

短く、命令するかのように言い放つ。

グラスを手に取り、一気に飲み干すドクオ。

手にしたグラスをカウンターに置き、
少し落ち着いたのか涙を服の袖で拭う。

川 ゚ -゚) 「少しは落ち着いたか?」

('A`) 「えぇ……少しは。ありがとうございます……見苦しいとこを見せました」

川 ゚ -゚) 「いや、あやまらなくてもいい。
      それに、見苦しいとこを見せたのは今日だけのことじゃないだろう」

(;'∀`) 「それもそうですね。クーさんは、ホントにスゴイです。
      いっつも冷静で、優しくて。尊敬しますよ」

苦笑しながら、そう言うドクオ。

('A`) 「俺もあんたみたいな立派な人になりたかった……」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:13:52.88 ID:uXPybrbn0
('∀`) 「俺もバーテン目指してみるかなー」

冗談のように笑みを浮かべる。
しかし、対照的にクーは、

川 ゚ -゚) 「口説いてるつもりか?」

目付きを鋭くして、静かにそう言う。
感情のこもっていない声だが、
ドクオは一抹の敵意を感じ取ることが出来た。

何時間前かに現れた、ジョルジュの姿が脳裏を過ぎる。

('∀`) 「尊敬してるんですよ。ただ、それだけです」

変わらぬ笑みを浮かべて、ドクオは言う。
彼女の視線が鋭く突き刺さるが、彼は気にも留めない。



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:15:51.17 ID:uXPybrbn0
川 - -) 「フー……」

目をつむり、クーは溜息を吐く。

すると、カウンターの後ろにある棚から酒を取り出して、
ドクオが使っていたグラスに中身を注ぐ。

鮮やかな、少し黄色がかった薄い白の液体が注がれていく。

シェリー。

ドクオはうろ覚えの記憶を手繰り寄せ、
たしか、そんな感じの名前のワインだったと思う。

クーは、まれに酒についてのウンチクを垂れる。
この女性は、酒が大好きなんだ。
たしか、シェリーについても話してくれていたはずなのだが、思い出せない。

一気に飲み干すクー。

グラスを置き、一息をついた彼女は、

川 ゚ -゚) 「まだ飲めるか?」

ドクオにそう尋ねた。
散々飲み散らかしたはずの彼は、

('A`) 「大丈夫ですよ」

まだまだ余裕だとでも言わんばかりにそう応えた。



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:17:58.43 ID:uXPybrbn0
******

カウンターの裏に回り、階段を上っていくと。
曲がり角があり、そこを曲がって少し歩く。
すぐ先に木で出来たドアがあった。

ドクオの前を行くクーはそれを開き、
部屋の中に手を差し出すと、彼を招き入れる。

ここは彼女の私室だ。

寝泊りをし、生活をする空間。
彼女が体を癒す場所。

しかし、少々狭い。

5畳あるかないかと言った部屋には、
小説などの本がビッシリと敷き詰められた本棚に、
シングルベッドと小さな机が置かれている。

ドクオは青いカーペットが敷かれた床に腰を掛けた。

部屋を見た時の彼の印象は、
殺風景な部屋だな、と言った物だ。

テレビなどが置かれていないおかげで、
部屋は広く感じられるが、
本棚以外に彼女の娯楽趣味などが感じられない。



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:20:10.17 ID:uXPybrbn0
ポスターなどは張られておらず、
味気ない能率カレンダーが壁に貼り付けられているのみだ。

クーはベッドに腰を掛けて、床に酒を置く。

ビールやチューハイ等、アルミ缶で包装された物ばかりだ。

リングプルを小気味の良い金属音と共に開き、
クーは乾杯と呟いた。

ドクオもそれに合わせて、チューハイに手を掛ける。
彼は落ち着かない様子で夢中にアルミ缶を傾けていく。
その様子を見た彼女は口を開く。

川 ゚ -゚) 「もう少しくつろいでくれて構わないよ」

(;'A`) 「あ、はい……」

慌てたように彼は答えるが、
どこか挙動不審気味だ。

まさか、と彼女は付け加えて、

川 ゚ ー゚) 「君、異性の部屋に入るのは初めてだ、とか言わないよな?」

からかうように、悪戯っぽい笑みを浮かべてクールが聞く。
ドクオは一瞬目を見開き、驚いたように口を開こうとするが、
それだけで彼女は疑問を確信へと変えた。



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:22:48.82 ID:uXPybrbn0
******

幾つかの会話を交わし、
酒を飲み始めて数十分ほどたったころには。

クーの頬はほんのりと赤く染まっていた。

無表情ではあるが、どこか彼女の瞳は楽しげだ。それは、

川*゚о゚) 「I'm Thinker トゥトゥトゥトゥ~♪ I'm Thinker トゥトゥトゥトゥ~♪」

突然、歌い始めるまでに。
透き通った、聴きやすい歌声を奏でるクー。
速くもなく遅くも無い、調子の良い曲調で口から紡がれる歌詞。

(*-A-) 「………」

歌はアレだが、ドクオは彼女の綺麗な歌声に感心し、
聴き入っていると、次第に瞼が重たくなってくる。

別の歌が唄われ始める。

囁くように「横浜のホテルで~」と唄い出すクー。
何処かへ落ちていくような感覚を得ながら、
ドクオは、たしか『ヨコハマ』を注文した“リリー”が好きだと言っていた歌だ、
と鈍くなった頭で思い出す。

ベッドを背もたれとして、ドクオはクーの歌を聴きながら眠りに落ちていく。



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:26:15.66 ID:uXPybrbn0

が、突如として歌が止まる。

「ウチに通い始めて、もう何年になる?」

酒の臭いの混じった息で、尋ねる声が前から聞こえてくる。

その声に気付き、薄く目を開けたドクオは、
思わず狼狽してしまう。

ベッドの上で座っていたはずのクーが、
自分の目前に座っていたのだ。おまけに、距離がとても近い。

(;'A`) 「えー……5年ぐらいですかね?」

少し考えながら答えるドクオ。
自分が働き始めてから、すぐに通い始めたのだから間違いない。
彼は、そう合点をつける。

川*゚ -゚) 「君は、その5年で私を尊敬するようになったんだな?」

赤く染まった頬で、酒の臭いを漂わせて、問いただす彼女。
ドクオは恥ずかしそうに口を開く。



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:28:32.91 ID:uXPybrbn0
(;'A`) 「はい。クーさん、冷静でカッコいいですよ」

彼の言葉に、クーは笑みを浮かべる。
頬の端を少しだけ釣り上げて、

川*゚ ー゚) 「フフフ、ありがとう。君がそのような感情を抱くように、
      私は君に愛情を抱くようになったよ。5年の間にな」

目をきょとんとさせるドクオ。時間が止まったかのように、
瞬きすらせず、彼はじっとクーの事を見据える。
永遠とも思える1秒が過ぎ去り、ドクオはやっと「え?」と疑問の声を上げることが上げた。

川*゚ ー゚) 「出来の悪い弟が毎晩訪ねて来る。そんな感じだ」

川*゚ -゚) 「君はカッコ良くない。君は面白くない。君は何かに優れているわけじゃない」

そう言う彼女のセリフに、自覚のあるドクオの顔は、
沈痛な物となっていく。しかし、と彼女は付け加えて、

川*゚ -゚) 「君は人を気遣うことが出来る、
      味のある男だ。食べてしまいたいほどにな」

クーはドクオに抱き掛かっていき、首筋に舌を這わせていく。
冷やりとした舌の感触に、彼は身を震わせる。
ビクリと肩が跳ね上がるが早いか、クーはドクオの唇に自分の唇を重ねた。




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:30:58.10 ID:uXPybrbn0
ドクオは赤く染まった顔を更に赤くして、

(*//A/) 「俺は、クーさんのこと大好きです」

擦れる声で必死に応えた。
すると、クーは彼の唇に再び唇で触れた。

すぐに放して、彼女はドクオの隣に転がっていく。
脇腹に手を伸ばして、抱きつく。
彼は同じようにクーの脇腹へ手を回して抱きしめた。

今度は、ためらいがちにドクオからキスをした。
触れるだけのものだったが、クーの目が妖しく光ると、

(*;゚A゚) 「―――ッ!?」

彼女はドクオの口内に舌を侵入させていく。
予想外の事態と、初めての舌を入れるキスの感触に、ドクオは驚きの声を上げてしまう。

しかし、彼女の舌が絡みついて来て、
言葉にならない声が口内で虚しく響くだけだ。
次第に、与えられてくる刺激に思考を停止させられていく。

頭を徐々に支配していくような快感。

だが、ドクオはそれではいけないと思う。
このままでは、彼女に悪い。



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:32:08.08 ID:uXPybrbn0
川*゚ -゚) 「ん……?」

そう思い、ドクオは絡みついてくる彼女の舌に吸いついていく。
聞きかじった知識で舌を絡め、口内にそれを這わせてゆく。

必死に、必死に。

クーの為に一生懸命に舌を動かすドクオ。

彼女の歯茎に舌を這わせ、淡い刺激を与えて、
自分の唾液を送り込み、唇に吸いついて、甘美な水音を奏でて。
クーを心地よくさせようと、気持ち良くさせようと、
彼は無我夢中に彼女とのキスを貪っていく。

更には、クーの舌に自分の舌を絡めて……

川*゚ -゚) 「んっ……」

吸いついていく。
舌を擦り合わせて、唾液を絡ませる。
応じるように彼女が舌を這わせて、唾液を送ってきた。

冷たい感触を喉元に感じるドクオ。
クーの口から送られてきたそれを飲み下し、
彼女を抱きしめている腕に力を込める。




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:34:55.25 ID:uXPybrbn0
柔らかい感触と温かみが腕に与えられ、
彼女の存在を体全てで感じ取る。

川* - ) 「んっ……むぅ……ふぅ…」

クーの鼻から、重ね合う唇から洩れでる吐息。

艶っぽく、熱のある息。
密着しているので、それはドクオの頬に吹き掛かって来た。

クーさん、興奮してる?

疑問符が頭を過ぎり、ドクオの思考が一瞬止まる。
が、口内で生じる快感に、目の前に存在する、
クーという女性に意識がもぎ取られていく。

感じる間も、考える間も、彼には必要がない。

クーという女性を求め、ドクオという男を求める。
互いに与え合い、それを受け取る。今必要なのは、それだけだ。

ドクオは求める。彼女を、クーを。

川* - ) 「んんっ……」

舌を絡ませて、擦り合わせる。
水音と共に、淡い快感が、互いを感じ合う快感が、
温もりが自分の中に流れ込んでくる。



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:37:34.81 ID:uXPybrbn0

舌を放すと、温もりはかき消えるが、
歯茎に這わせることによって、クーはくすぐるような気持ちよさを得る。

しかし、

川*゚ -゚) 「んっ……ふぅ…」

彼女は強引に唇を放して行った。
顔を放し、荒くなった息を整えていく。

(;'A`) 「……?」

困惑したように、不安げに見上げるドクオ。
何か不手際でも起こしたのだろうか?と、
自分のミスを恐れ、少しおびえたような瞳をしている。

見降ろすクーは、

川* ー ) 「――――――」

ニヤリ、と笑みを浮かべて、瞳が妖しく光る。

(;゚A`) 「―――ッ!?」

直後、彼女の手がドクオのYシャツのボタンへ延びていく。
思わず身を強張らせるが、上から下へと着々とボタンを外していくクー。

やがて、全てのボタンを外し終えると、
ベルトに手を掛けて引き抜くと、次にファスナーを降ろしていく。



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:39:34.68 ID:uXPybrbn0
すると、開けたスボンから男の怒張が出現した。

川*゚ ー゚) 「ふふ……」

楽しそうに、笑みの吐息を漏らす彼女。
一息にパンツをずらしていき、
ドクオのそれは完全にクーの前に晒された。

(* A ) 「………」

恥ずかしそうに、目を伏せるドクオ。

え、これ立場逆じゃねーか?
内心に、自分へと問うと、
男としての尊厳を失ったように思えてくる。

せめてものフォローとして、堂々と彼女の反応を待つことにした。

どうだ、これが俺のだ!
とでも言わんばかりに、彼はふんぞり返る。

などと、そんな事が出来るような男ではなく、
自分の身の程は彼自身が良く分かっていた。
おろおろとしたように、クーの反応を窺ってしまう。

川* ー ) 「これが君のか」

ニヤリ、またしてもクーはそう笑った。
頬の端をほんの少し吊り上げる、妖艶で、どこか好奇心を覗かせる笑み。



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:41:34.92 ID:uXPybrbn0
クーは熱した鋼の如きそれを手に取ると、
根元までゆっくりと摩っていく。

彼女の柔肌が優しい刺激を与え、
熱を持つドクオのそれとは、違う温もりを持つ手の感触に更に刺激され、
根元まで手が下ろされると共に彼の脳髄へ電気信号が走っていった。

快感。

キスでは感じられない、性器に直接触れる鋭い快感。

川*゚ ー゚) 「………」

ふっ、と短く、クーは楽しそうに息を漏らす。
悪戯っぽい笑みを浮かべた、その直後。

(*゚A`) 「………っ!」

彼女はその細く美しい指で、
ドクオの怒張を摩り上げていった。

鋭い快感が、再び与えられ、
カサの辺りまで伸びていった手は、
再び根元まで下ろされていき、シュッという音を生む。



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:43:16.86 ID:uXPybrbn0
クーは、ドクオを見つめる。
切れ長の美しい瞳で、射抜くようにだ。

そのまま、鋭い快感が連続して与えられていく。
ゆっくりとしたペースで手を上下させて、
波のある気持ちよさを与えて行くクー。

見つめられたまま快感を与えられ、気恥ずかしさを感じる、が。

10往復したあたりで、この鋭い快感にも慣れてきたドクオには、
少々物足りない物になってきたのだが、彼女はペースをそのままに保つ。

その気になれば、もっと早く扱けるのだろうが、
クーはそうはせずに、じっくりと、
ドクオを焦らすようにして怒張を扱いていく。

すると、彼のそれに変化が認められた。

川*゚ -゚) 「………」

亀頭から分泌されてきた、
透明な液体に彼女は気付くと、

川* ー ) 「ふふふ……」

嬉しそうに、
しかし、どこか官能的な笑みを浮かべて、
ドクオのそれを亀頭から咥え込んでいった。



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:44:48.39 ID:uXPybrbn0

(*;゚A`) 「むっ!」

冷んやりとした感触が彼のモノを包みこみ、
腹の奥に突き抜けるような快感を得た。

クーは咥え込んだそれを、
頭を上下させることによって刺激する。

ドクオを上目遣いで見つめて、
黒の艶やかな長髪を揺らしながら、
時に、前に流れてきて邪魔になった髪を払いのけながら、
彼女はドクオのモノを口で扱く。

(*'A`)(ヤバい、可愛すぎる! 美人なのに、すごく可愛い!!)

と、彼女が自分のそれを咥え込んでいる姿を見て、
感動とも、興奮とも、両方ともとれる感情を抱いていた。

彼女は根元まで深く咥えて行き、吸いつき、
力いっぱい頭を引き離していくと、

卑猥な水音を発ててモノを口から離した。

川*゚ ー゚) 「………」

得意の、妖しい笑みを浮かべると、
自分のYシャツの前を少し開けて、再びドクオのモノに手を伸ばし、
竿に密着するほどに顔を近づけていく。



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:46:35.47 ID:uXPybrbn0
大事そうに手を添えて、軽く指を這わせて、
モノの根元にある二つの膨らみに、唇を添える。

見えない球体を口に含んで、吸い上げて刺激を与えていく。

だが、指を動かすことも忘れずに。
すると、ドクオは二重の快感を得ることになり、
次いでクーは、根元に舌を這わせていく。

ザラついた舌の感触がモノを刺激し、
彼女の柔らかい指がドクオの背筋をぞっとさせる。

舌を上部まで這わせていき、その先端を舐め上げる。

ネコがミルクを舐め取るように、
チロチロとくすぐったい感触を与えた。

その感触はむずかゆく、
じれったい快感となってドクオを襲う。
クーは、彼の心境が手に取るように分かるとでも言う様に、

川* ー ) 「ふふふ……」

と笑った。




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:48:20.43 ID:uXPybrbn0
焦らすように、先端を舌で刺激するクー。
その気持ちよさにドクオは腰を僅かに浮かして、硬直してしまっている。

気持ち良いような、苦しいような、曖昧な感覚。

川*゚ー゚) 「………」

それを楽しげに見るクーは、ニヤリと笑った。
直後、彼女はもう一度ドクオのそれを咥え込み、
根元まで一気に顔を下ろしていくと、
焦らしに焦らされたドクオの脳髄へと一気に快感が訪れた。

(* A ) 「ぐっ……クーさん……っ!!」

頭を浮かし、眉を顰めてドクオがクーを覗きこんだのと同時、

Σ川*゚ -゚) 「―――――ッ!!」

突如、彼女が咥え込んだそれの先端から、
口内へとねばついた液体が発射された。
驚いたように、一瞬彼女は眼を見開くが、

川*- -) 「ッッ………………」

落ち着いて、口の中にぶちまけられた物を飲み干していくクー。
口内の液体を確認するように、目を閉じて、喉を鳴らすと。

彼女はモノから口を放していき、先端へと口付けをする。



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:49:28.58 ID:uXPybrbn0
吸いついていき、吸い上げて行き、
一滴残さずに口の中へと運んでいく。

(;'A`) 「クーさん……」

申し訳ないような、情け無いような気持ちで呟くドクオ。

が、彼女に先端を吸われていくことによって、
またしても焦れったい快感に襲われてしまう。

プハッとそんな音が聞こえるような動作で、
クーはモノから顔を放していき、
口から少々垂れてきている、白濁の液体を口に運ぶと、

川 ゚ -゚) 「ふぅ……」

と一息を吐く。



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:51:09.22 ID:uXPybrbn0
(;'A`) 「あの、クーさん……」

声をかけるが、二の句を告ぐ前にクーが、

川 ゚ -゚) 「何時からだ?」

有無も言わさぬような切り返しで尋ねた。
が、問いかけの意味が分からず、

(;'A`) 「へっ?」

素っ頓狂な声をドクオは上げてしまった。

川 ゚ -゚) 「何時から溜めこんでいたんだ?」

(;'A`) 「えぇ……」

川 ゚ -゚) 「何時からオナニーしていない?」

(;'A`) 「えぇっ……ストレートすぎる……」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:52:28.19 ID:uXPybrbn0
川 ゚ -゚) 「随分と溜めこんでいたようだったぞ?」

(;'A`) 「あぁ……えぇと……たしか、ここに通い始めてからしてませんよ」

ドクオは苦々しそうに言う。

川;゚ -゚) 「5年間……だと?」

驚くように、信じられないと言うように呟くクー。

(;'A`) 「はい、あの……毎晩のようにここ通ってたら、
     家着いたらすぐに寝るような生活送ってたんで……」

川 ゚ ー゚) 「………」

ニヤリ、と彼女は何かを閃いたかのような、
悪戯っぽい笑みを浮かべる。



91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:53:25.97 ID:uXPybrbn0
川 ゚ ー゚) 「君、本当に5年間してないのか?
      一度ぐらいは私をオカズにして、私を良いようにする想像をしたことがあるんじゃないか?」

真偽のほどを確かめるような問いかけに対し、

('A`) 「してませんよ、そんなん。
    尊敬している人にそんなの出来ませんよ」

不貞腐れたようにドクオが言った。

ふむ、と呟いたクーは、

川 ゚ -゚) 「私は君をオカズにしたことがあるぞ」

Σ(;'A`) 「えっ? ええぇぇええぇぇぇっ!?」

恥じらいも見せずに爆弾発言をした。





93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:57:12.47 ID:uXPybrbn0
ここで前篇終了。今日の投下は終わり。
支援やワッフルありがとうございました。

後編の投下は明日か明後日の予定。




94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:58:40.41 ID:FPwuSnQF0
なあああにいいいいい






95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:59:21.89 ID:BTfzTKXd0
なんだと・・・乙でした


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:59:30.04 ID:peb1l7Qc0
なん……だと……
おつつつ


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 23:59:40.80 ID:dv7Lxnb7O
>>93

時間は今日くらい?


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:04:32.98 ID:gY6N4HI30
>>97
今日より少し早いくらいかな。
後編は前篇より長いから。

ところで、誰もI`m thinker~
のネタは分からないのだろうか……


皆さん乙ありがとうございます。



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:05:55.46 ID:sKnXMLcy0
ドクオほどの酒好きならバーテンとは言わんだろう!
嫌がるバーテンダー、バーテンドレスが少しでもいる可能性考えたら!

わっふるわっふる


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:06:24.65 ID:kDvn37Cw0
>>98
I`m thinker~
ってACじゃね


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:07:11.38 ID:cZZ9B+Cb0
これで二千万死んだ 四千 六千 八千 一億
か?


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:12:08.19 ID:gY6N4HI30
>>99
バーテンについては、
クーは気にしないから、ということで。


>>100-101
分かる人がが居てくれて俺は嬉しいよ。
ACってマイナーなゲームだと思ってたからね。


それでは



103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:15:41.38 ID:cZZ9B+Cb0
全然マイナーではないと思うぜ
ここで出てくるから古王の前に元ネタがあるのかと思ったわww
それじゃ乙


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:37:27.47 ID:m336G35P0
俺の昂ぶった物はどうすればいい


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:46:19.20 ID:i/cNOWQHO
つsneg




ニュース速報@VIP ('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは需要と供給のようです
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1244465671/l50 より

後編へ



【関連】※敬略称です
◆('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは需要と供給のようです
ブーン系小説に花束を
◆从'ー'从はsnegな魔法少女のようです
ブーン芸VIP

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■この記事へのコメント

  1. ■Re: ※閲覧注意※('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは需要と供給のようです 前編 [ ]

    ちょっくらバー通ってくるwwwww
  2. ■Re: ※閲覧注意※('A`)ドクオと川 ゚ -゚)クーは需要と供給のようです 前編 [くるくる名無しさん]

    後編はまだか
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10/12
不具合発生中。HTMLタグのどこをミスしているのかわからない……(´;ω;`)

7/9
更新したいとは思っているんよ( ´・ω・)
ヤクルトが首位に立ったら本気出す。

6/20
今日はデントナ様祭りや━(゚∀゚)━!

ドラちゃんの記事に丸一日使いましたが、ごちゃごちゃ見辛い編集で何だか申し訳ないです。それでも米を残してもらうのは嬉しい。

6/18
魔将様サヨナラ弾キタ━(゚∀゚)━!

6/18
自分(達)がどんなに良いと感じていても、全ての人が同じように受け止めるとは限らないんだよねぇ。

6/17
暑いのは割と大丈夫ですが、エアコンをガンガン利かせた部屋との温度差で死にそうです。
皆様も体調にはどうかお気をつけてください。

5/31
マユミ・マユミとかタマキ・タマキって書くと、富野アニメに出てきそうなキャラクターっぽくなるよね。どうでもいいけど。

5/31 午前
過去記事再編集のため、一時閲覧できなくなったかもしれません。ごめんなさい。

( ^ω^)系やSSの長編・連載物をどこで分割しようか非常に悩んでます。どう編集するのがベストなんだ…

5/28
本格的に
ネタが
ない


今週は2chの巡回をあまりしなかったから仕方ない。この土日はサイドバー整理に費やそうそうしよう。

5/28
家を出る直前になってサイドバーのopen/closeがきちんと機能してないのに気付いたよ… 帰ったら修正します。

5/27
なんかお茶犬みたいな配色になった。

5/24
テンプレの配色をどうすべきか・・・半年やってんのに未だに悩み中。

5/21
短レスの
ネタが
無い


5/18
大矢監督辞任・・・お疲れ様でした。

5/17
5月の検索キーワード1位が「おこられサロン」です。訳がわからん。

5/16
すぺしゃるさんくすの使い方ってあれでいいんだろうか。英語が苦手すぎて自信がない。

5/13
何もしないでボーっとしてたら5月になってた。死にたい。

これから数日かけてリンクの整理やら改装やらをしたい。更新はちびちびと。


3/25
都合により「web拍手」を一度リセットしました。これまで記事全体で278拍手、ブログとしては32拍手頂きました。ありがとうございます。

・・・って、本来なら自分ではなく2ちゃんねるに書き込みされた方々が受け取るべき拍手なんですけど。

2/10
昨日ユニークアクセス数10万越えました。

いつも見に来てくださる皆様、他のブログ様、そしてなにより2chを利用している全ての方々に多大なる感謝を!

のんびりまったりコソコソ地味に、これからも更新を続けていきたいと思いますので、 今後とも「くるくる羅針盤」をどうぞ宜しくお願いします。


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