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■( ФωФ)と純潔の花嫁のようです

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 01:52:07.23 ID:/jqu5ZVy0
【お題】
『ウェディングドレス』
『砂漠』
『痒い』

それでは投下します。
三分間隔を目処に


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 01:53:09.61 ID:/jqu5ZVy0
ニューソク砂漠に沸いている小さな小さな泉。
それを囲むようにひっそりと人々が暮らしている村がある。

オアシスの村・VIP。

この物語は、この村を舞台にしたありふれたありふれた、しかしたった一つのかけがえのないおはなし。


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 01:56:17.63 ID:/jqu5ZVy0
暑い。
それにしても暑い。
遥か昔に死語となってしまったチキューオンダンカとやらは、
それがどこか遠い世界のことの出来事であるかのように考えていた連中をあっさりと裏切り、簡単に現実のものとなってしまった。
それでも、ヒトとは恐ろしいもので、何だかんだと言いながらもあっさりと順応する方向へと進化を遂げていった。

「ここ…のようだな」


先日我輩の家のポストに突っ込まれていた手紙。
そこに記されていた住所は確かにこの石造りの民家を示していた。



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 01:59:27.78 ID:/jqu5ZVy0
ギシギシギシ

「御免」

木の板で出来たドアをノックすると軋んだ音。
大丈夫なのだろうか。今にも割れてしまいそうだが。

??「…はい」

澄んだ高い女性の声。
開くドア。

ξ゚⊿゚)ξ「はい…どなた?」


「我輩はロマネスク。ただの服飾職人である。
先日、我輩に発注依頼を寄越したのは、貴女であるな?」




( ФωФ)と純潔の花嫁のようです



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:02:40.01 ID:/jqu5ZVy0
案内された部屋の中を見渡す。
あまり女性的とは感じない、シンプルでこじんまりとした部屋。
勧められるがままに、椅子へ腰掛ける。
目の前のテーブルには、ここの主である、ほっそりとした若き女性―ツン・デレイと名乗った―が先ほど入れてくれた、暑気避けの茶が湯気を立てている。

( ФωФ)「ああ、まずは」
( ФωФ)「この度はおめでとうございます」

ξ゚ー゚)ξ「ええ、ありがとう。まさか本当にこんな辺鄙な村まで来てくれるとは思わなかったわ」

( ФωФ)「我輩は、我輩の服を望む人間の下には必ず一度出向くようにしている。そこは気になさるな」
( ФωФ)「しかし、それにしても」

ξ゚⊿゚)ξ「?」

( ФωФ)「よくもまぁ、こんなご時勢にウェディングドレスなんて発注する気になったものだな」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:05:39.40 ID:/jqu5ZVy0
西暦、いや、今がいつだなんてことはもはや意味を成さないだろう。
ヒトが繁栄に繁栄を重ねて行った先には、滅亡しか残されていなかったのだろう。
世界規模に及んだ流行病の蔓延により、地球の人口はおおよそ1/100程度にまで減少していた。
そうして、それが今も進行形であるのだから。

( ФωФ)「最近ではもう、ろくに手紙なんかも届かぬ。それでも貴女の手紙は我輩の元へ届いた」
( ФωФ)「だから我輩はここへ来た。しかし、貴女の依頼を受けるかどうかはまた別の話である」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:08:42.31 ID:/jqu5ZVy0
我輩は率直な気持ちをぶつけたつもりだ。
ここまで荒廃を続けていく世界で、結婚なんてもはや意味を為してはいない。
いずれはみんな死んでいく。それだけは淡々とした現実なのだ。

ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ「…そうね」

そうして、彼女は口を開いた。

ξ゚ー゚)ξ「こんなご時勢だからこそ、よ」


( ФωФ)

( ФωФ)フッ

なるほど。だからこそ、大切なのかもしれぬな。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:11:44.64 ID:/jqu5ZVy0
( ФωФ)「よかろう。引き受けた」

ξ゚⊿゚)ξ「ありがとう。そう言ってくれると思ったわ」

( ФωФ)「ふむ…しかし」

ξ゚⊿゚)ξ「どうかしたかしら?」

( ФωФ)「殿方となる男はどこに?」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、それなら」
ξ゚⊿゚)ξ「そこよ」

そう言って彼女が指差した先には写真立て。
ふくよかな体格で、どこか間の抜けてそうな男と、心底嬉しそうな笑顔の彼女が写っていた。

『ξ*゚ー゚)ξ(^ω^ )』


( ФωФ)「いや、そういうことではなくて」

ξ゚⊿゚)ξ「冗談よ」

( ФωФ)

ξ゚⊿゚)ξ

( ФωФ)



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:14:51.19 ID:/jqu5ZVy0
ξ゚⊿゚)ξ「彼、医者をやってるの。それでこの流行病でしょ?」
ξ*゚⊿゚)ξ「医者が足りないんだお、本当に忙しくて…ツンを独りにすることが増えてごめんお」
ξ*゚⊿゚)ξ「この流行り病は本当に危ないんだお、でも僕が世界を終わらせないお、ツンがいる世界を僕が終わらせないお、とか言っちゃってさ」

( ФωФ)

おお、かゆいかゆい

ヤッター!オダイショウカデキタヨーウワナニヲスルヤm…む、今のは何であるか。天からの啓示であるか。

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:18:15.52 ID:/jqu5ZVy0
ξ゚ー゚)ξ「で、今頃どっか遠いトコで往診でもしてるんじゃないかしら。忙しくて立ち会ってる時間が取れないのよ」

( ФωФ)「…まぁ、よいだろう。一度引き受けると言ったのだ。それで、期限のほうは?」

ξ゚⊿゚)ξ「ありがとう。…そうね、いつなんて言わない。出来得る限り急ぎでお願いするわ」

( ФωФ)「ふむ。それでは…そうだな。早いうちに採寸をせねばならぬ。貴女が大丈夫ならば、今からでも」

ξ゚⊿゚)ξ「え」

( ФωФ)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「…ええ。わかったわ。よろしく頼むわね」

( ФωФ)「承知した。では」
( ФωФ)「服を」

ξ゚⊿゚)ξ

( ФωФ)



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:21:51.06 ID:/jqu5ZVy0


―白磁で出来ているような肌。
このような日差しの強い場所に住んでいるとは思えないような、それはそれは美しい白。

( ФωФ)

本当に、美しいと思った。
なるほど、純白の花嫁とはこのような者のためにある言葉なのだろう。

ξ///)ξ「…手早く、お願いね」

( ФωФ)「善処しよう」

そうして、バックネックを測ろうと、首元にメジャーを回す。と、ふと腕が肩に触れた瞬間。

ξ*///)ξ「…ッ!ひゃう!!」

( ФωФ)「!!」

突然ビクンと肩を震わせたかと思うと、彼女は屈みこんだ。
危なかった。咄嗟にメジャーを抜き取っていなければ我輩は今頃絞首殺人犯だったろう。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:25:01.32 ID:/jqu5ZVy0
(;ФωФ)「…だい、じょうぶであるか?」

ξ*///)ξ「ご、ごめんなさい…その…」

(;ФωФ)「?」

しばらくそのまま屈んでいた彼女は、ゆっくりと立ち上がるともじもじしながら

ξ*///)ξ「あたし…そのっ…ちょっと普通の人より敏感…で…」

まるで愛玩されるためだけに産まれてきたどこぞの小動物を思わせるような上目遣いで、彼女はぽそりと呟いた。

( ФωФ)

本当に、萌えと思った。
なるほど、惨事萌えとはこのような者のためにある言葉なのだろう。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:28:00.40 ID:/jqu5ZVy0
その後も事ある毎に

ξ*///)ξ「あっ!…ひぁっ!」

だの

ξ*///)ξ「そこ…は…んぅ…!」

だの

ξ*///)ξ「だめ…ぇ…!っは…!」

だの、これなんてエロゲ?ねえ、これなんてエロゲ?何なの?馬鹿なの?我輩襲っちゃうの?と言いたくなる状況を小一時間ほど続け、

ξ*///)ξ「はぁ…はぁ…」

(;ФωФ)「…終わったのである」

ξ*///)ξ「はぁぅ…」

いつでも爆発できる状態の本能もなんとか封じ込めつつ、ようやく採寸が終わった。
ツイデニヌレバモオワッタ!ミンナ!ミンナゴメンウワナニヲスルヤm…む、今のは何であるか。また天からの啓示であるか。



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:31:13.53 ID:/jqu5ZVy0
( ФωФ)「それでは」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ。期待してるわ」

とても先ほど「あっ!…ひぁっ!」などとあられもない姿で声を荒げていたとは思えない。女は魔物である。

( ФωФ)「…ああ、それと我輩はこの村の宿にて作業を行っている。もし何かあれば訪れるとよかろう」

ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ。なるだけ早く。お願いね」

( ФωФ)「承知した」

こうして、ウェディングドレスの製作作業が始まった。





――
―――1ヶ月後。正確には30日と16時間後。


( ФωФ)フゥ

丁度朝日が昇る頃、依頼品はようやく完成へと到った。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:34:21.24 ID:/jqu5ZVy0
ギシギシミシッギシ

( ФωФ)「御免」

木の板で出来たドアをノックすると、軋んだ音。
大丈夫なのだろうか。今にも割れてしまいそうだが。というかミシッとか鳴ったが。

??「…はい」

濁った高い女性の声。
開くドア。

ξ゚⊿゚)ξ「…」

ξ゚ー゚)ξ「…待ってたわ」

( ФωФ)



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:37:30.76 ID:/jqu5ZVy0
ξ゚⊿゚)ξ「…すごいわよね、流石は『天才』スギウラ・ロマネスクってところかしら」

( ФωФ)「我輩は単なる服飾職人である。だが、気に入って頂けたのならよかった」

我輩の前には今、恋する純白の花嫁がいる。
なるほど、ゆるく巻いたブロンドと白い肌にこの純白。計算通りの美しさである。
久々にいい仕事をしたと、実感できる瞬間だ。

ξ゚⊿゚)ξ「…さて、それじゃ行きましょう」

( ФωФ)

( ФωФ)「?どこ…へであるか?」

ξ゚⊿゚)ξ「あなたが前にしているのは花嫁」
ξ゚⊿゚)ξ「そして身にまとうのは特級品のウェディングドレス」
ξ゚⊿゚)ξ「だったら、行くところなんて決まってるじゃない」

( ФωФ)

ξ゚ー゚)ξ「結婚式場(チャペル)よ」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:40:26.89 ID:/jqu5ZVy0
純白の花嫁が歩く。
終わりそうな世界と、灼熱の太陽を携えながら。
目的地へと。物語の終わりの場所へと。



――

そうして、辿り着いた。
この村にただひとつの特別な場所へ。
オアシスの最果て。すぐ傍に砂漠を臨んだ、この村の端。



『Horizon Naitou 2XXX/XX/XX-2XXX/XX/XX』



永遠に名を刻まれた石の前に。桜色のブーケを手にした純白の花嫁。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:43:28.36 ID:/jqu5ZVy0
ξ゚⊿゚)ξ「ね」

彼女は、こちらを振り向くことなく我輩に向けて呟いた。

ξ゚⊿゚)ξ「あたし、嘘ついてた。謝るわ。ごめんね」

( ФωФ)「…いや」

ξ゚⊿゚)ξ「ホントはね。このバカ、3ヶ月も前に死んじゃってたんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「何が世界のどっかを往診してて今いないってのよね。我ながら馬鹿みたい」

( ФωФ)

ξ゚⊿゚)ξ「こいつさ、すっごいバカで」
ξ゚⊿゚)ξ「おっちょこちょいで、大食いで」
ξ゚⊿゚)ξ「マヌケで」
ξ゚⊿゚)ξ「あたしのこと、すっごく愛してくれてた」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:46:32.46 ID:/jqu5ZVy0
( ФωФ)

ξ゚⊿゚)ξ「ね」

先ほどとは違う、目の前のそれへ向けた呟き。

ξ゚⊿゚)ξ「医者が足りないんだお、本当に忙しくて…ツンを独りにすることが増えてごめんお」
ξ゚⊿゚)ξ「この流行り病は本当に危ないんだお、でも僕が世界を終わらせないお、ツンがいる世界を僕が終わらせないお、とか言っちゃってさ」
ξ゚⊿゚)ξ「本当に独りにしてどうするのよ」

( ФωФ)

ξ゚⊿゚)ξ「あんた死ぬ間際にさ」
ξ゚⊿゚)ξ「ツンの」


『( ´ω`)ツンの…ウェディングドレス姿を…見てみたかったお…』


ξ ⊿ )ξ「ほら、これがあんたがお望みのあたしのウェディングドレス姿よ」
ξ ⊿ )ξ「綺麗でしょ?あんたが愛してくれたあたしが、あんたが愛した職人のドレスを着てるんだもの」
ξ ⊿ )ξ「あんた言ってたもんね、ツンのドレスは絶対に『天才』スギウラ・ロマネスクに作ってもらうんだおって」
ξ ⊿ )ξ「ね、ほら。綺麗でしょ?」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:49:37.30 ID:/jqu5ZVy0
( ФωФ)


ξ ⊿ )ξ「あ、ほら。あんたが死ぬまで握り締めてた指輪」
ξ ⊿ )ξ「ごめんね、あたしはあんたにつけてあげられないけど」

彼女が手袋を外し、その白魚のような薬指を銀色の輪に通す。

ξ ⊿ )ξ「ほら、これであたしとあんたは夫婦」
ξ ⊿ )ξ「ねぇ、嬉しい?ナイトウ・デレイなんちゃって(笑)、ね?」
ξ ⊿ )ξ「―何とか」

ξ;⊿;)ξ「―何とか言いなさいよ!!このバカ!!!」

墓場に、花嫁の怒声が響き渡った。



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:52:45.96 ID:/jqu5ZVy0
ξ;⊿;)ξ「こんな終わっちゃった世界で、あたし独りだけ残して!」
ξ;⊿;)ξ「こっちはどれだけ寂しいと思ってるのよ!」

ξ;⊿;)ξ「あたしは!ぁあたしは!もう!あんたがいないとダメで!どうしようもないほどダメで!」


( ФωФ)

彼には、聞こえていない。
彼女の悲痛な叫びが、聞こえているわけがない。
彼はもう、いないのだから。
人が一人死ぬとは、そういうことなのだから。

ξ;⊿;)ξ「でもね」

ξ゚⊿゚)ξ「でも」

ξ゚ー゚)ξ「でも、もう、いいんだ」

( ФωФ)

ξ ー )ξ「もう、あたしは『痒くなくなった』から」

( ФωФ)「…」

ああ。

鈍感な我輩ですら、その一言で全てを理解できてしまった。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:55:54.59 ID:/jqu5ZVy0
今、世界を覆いつくしている流行病。
チキューオンダンカとやらで適応能力を遺憾なく発揮したのは、何もヒトだけでは無かったのだ。

通称・カユイカユイ病。

急に全身が猛烈な痒みに襲われる。
掻いても掻いても収まらない痒みに、罹患者は当然のように衰弱する。
そして数週間後、疲れきった身体から突然パタリと痒みが収まる。

それは、病が治った証ではなく。
もう数日の後に死んでしまうという最後通牒。


ξ*///)ξ『あたし…その…ちょっと普通より敏感…で…』


あの時、既に

彼女は。



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 02:58:47.00 ID:/jqu5ZVy0
ξ ー )ξ「…結局守りきれてないでやんの。バーカ。このヤブ」

( ФωФ)

ああ、だからこそ彼女にはウェディングドレスが必要だったのだ。

ξ ー )ξ「ウェディングドレスを着るにはさ、やっぱ綺麗じゃなきゃ駄目じゃない?」
ξ ー )ξ「大変だったんだから。痒いのを我慢するの。だけどさ、全身掻き毟った姿の花嫁なんてあたしが許せなかった」
ξ ー )ξ「だからさ、そっちに行ったらいっぱい褒めてね」


ξ ー )ξ「それじゃ」

ξ ー )ξ「大人しく待っててね?」


そうして、束の間の儀式を終えて振り返った花嫁は


ξ^ー^)ξ

( ФωФ)


ただただ美しくて

我輩には少し、眩し過ぎて。


目を、背けることしかできなかった。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 03:01:52.83 ID:/jqu5ZVy0
ギシミシッミシッ

木の板で出来たドアをノックすると、軋んだ音。

(,,゚Д゚) 「おーい!ツン!ツーン!」
( ・∀・)「出てこないな…ていうかもうダメだなこのドア…」

ミシッミシッバキッ

構わず叩いていたところに穴が開いた。

(;・∀・)「あー…」
(,;,゚Д゚) 「…まぁ、いいや。ツーン!返事しろー!」

無理矢理入り込んだ部屋の中を見渡す。
あまり女性的とは感じない、シンプルでこじんまりとした部屋。
そして、シンプルな造りのパイプベッドの上には

(;,,゚Д゚) 「おい、ツン!ツ……ン?」
( ∀ )「あ…ぁ…」



ただただ美しい笑顔で眠る
世界でたった一着の死装束に身を包んだ
純潔の花嫁



ξ゚⊿゚)ξは純潔の花嫁のようです ~おわり~







32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 03:03:50.45 ID:ssYPOkukO
おつ
せつねえな


33 :◆7PDdVpidHM :2009/06/13(土) 03:04:53.21 ID:/jqu5ZVy0
wwwwwwwっぅぇwwwwwっぅぇwwwwwwww30レス行ってねえwwwwwww


はい。終わりです。人生初のブーン系でした。ていうか初SSでした。
なんだかオチも何も無く。全然まだまだだなぁと書いてて実感した次第です。

サブタイトル
( ФωФ)何もできなかったようです
ξ゚⊿゚)ξ彼の本当の願いは叶わなかったようです
( ^ω^)はウェディングドレスを犯したかったようです

スペシャルサンクス
途中まで書いて諦めたブーン系小説を晒すスレなようです
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1244810704
>>122>>125
ごめん。案使わなかった。嘘。ちょっと使った。


     122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/13(土) 00:42:54.69 ID:PzDocK2JO
     ( ФωФ)お姫様をみる男のようです

     ( ФωФ)白は儚い色のようです

     こんなの思いついた


     125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/13(土) 00:47:12.10 ID:Le1tvNzS0
     ( ФωФ)は花嫁姿を見届けるようです

     とか

     ξ゚⊿゚)ξ彼の願いを叶えるようです

     とか

     ( ^ω^)はウェディングドレスを犯したかったようです

     とか

     ( ФωФ)疫病と踊る花嫁のようです

     とか?


34 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:08:00.57 ID:/jqu5ZVy0
>>32
ありがとうございました

没ネタスレでも投下した設定集でも投下してみよう。
誰も見てなくても泣いたりしないよ。

【設定まとめ】
短編。30レス以内におさめたいなぁ。

【お題】
『ウェディングドレス』
『砂漠』
『痒い』

【タイトル】
( ФωФ)と純潔の花嫁のようです



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 03:09:29.96 ID:jqWYrTiW0
これは乙
初とは思えないくらいだぜ


36 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:11:26.53 ID:/jqu5ZVy0
【あらすじ】
※なお、文体は本文に使われているものとはだいぶ違います。ていうか何だこれ。何がやりたいんだ俺。
なんかもう世界的に蔓延するなんか伝染病のせいでなんか人類滅亡寸前ワロタ。

「う~~お客お客」
今お客の家を目指して全力疾走している僕は
服飾デザイナーを嗜むごく一般的な男の子
強いて違うところをあげるとすれば
久々に依頼が来たってとこかナー
名前はスギウラ・ロマネスク

そんなわけで砂漠のオアシスにある
お客の家へとやって来たのだ

ふとノックすると部屋から一人の女性が顔を出した。ウホッ!いい女…

ハッ
そう思ってると
突然その女は僕の見ている目の前で
シルクのワンピースを
脱ぎはじめたのだ・・・!

や ら な い か (採寸を)



37 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:15:42.59 ID:/jqu5ZVy0
>>35
ありがとうございます。
なかなか思うような表現が出来ずにやきもきしました…

【登場キャラ】
( ФωФ)スギウラ・ロマネスク
実は主役ではない。
服飾職人。本人はただの服飾職人であると心底思っている。
しかし、世界的な評価では一応『天才』と名高い。
ツンの依頼を受けて、砂漠の村・VIPへと訪れ、ウェディングドレスを作ることになる。
約1ヶ月後、出来上がったその日にツンに連れて行かれた場所は…

そんなことより後半空気。
服さえ作ってもらえれば後は役割なんて無ぇぜ!そこで指くわえて見てやがれ!イヤッフー!
あとドレスの代金ももらえませんでした。



38 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:18:33.57 ID:/jqu5ZVy0
ξ゚⊿゚)ξツン・デレイ
実は主役。
VIP村に住む女性。色白ブロンド巻き毛。
2ヶ月程前に彼氏であるナイトウ・ホライズンを流行り病で亡くしている。
死ぬ間際にナイトウが言った「ウェディングドレス姿を隣で見たかった(あとウェディングドレスプレイがしたかった)」という言葉が彼女を縛り付け、
ロマネスクにウェディングドレスの製作を依頼することにする。

あと、最後は流行り病で死ぬ。いいですか、次の所はテストに出ますよ。俺の小説に出てくるカップルは死にます。つか、死ね。いいから。



39 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:21:57.21 ID:/jqu5ZVy0
( ^ω^)ナイトウ・ホライゾン
VIP村に住んでいた男性。まぁ、よくいるブーンです。ブーン。
なんだかんだリア充なので作者の独断により故人。死因は流行病。たぶん天国でブーンしてます。
なんだかんだリア充なので作者の独断によりAAも二回しか出ない。
というかコイツの設定が薄っぺらいせいで俺は大変に困った。
主に生前の仕事とかで。こう、割と各地を飛び回りそうな感じで。医者とかステキかしら。よし、そうしよう。→医者。



40 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:25:13.08 ID:/jqu5ZVy0
(,,゚Д゚) ギコ・ブライアント
ツン、ブーン、モララーの幼馴染み。
ありがちな感じですけどツンのことが好きです。ラブいです。
で、だけどブーンなら…ブーンなら俺は身を引くぜ…的な。そんなとこで王道なんていらないのにね。

ブライアントは今NBAファイナルで戦っているあの人の苗字。

( ・∀・)モララー・マックナイト
幼馴染み2。
ありがちな感じですけどブーンのことが好きです。ラブいです。え、なにそれこわい。
で、だけどギコも…ギコもなんだかいい感じで…的な。そんな使わない裏設定なんていらないのにね。

マックナイトはブライアンつながりでマイソウルフルR&Bシンガーの苗字。



41 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:28:31.86 ID:/jqu5ZVy0
【舞台設定】
~地球~
ヤバイ。地球ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
地球ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ半径6300km。スゲェ!なんか単位とかあるの。何坪とか何ヘクタールとかを超越しきれてない。なんだかんだkmだけど超広い。
しかも回り続けてるらしい。ヤバイよ、回転だよ。
以下略。

要するに何かもう人類ヤッベ、超ヤッベってことです。

~VIP村~
なんか砂漠のオアシスにある。
でも4人しか出てこない。
お題を生かしきれなかった後悔が今ココに!
砂漠とか超オイシイ設定なのにウェディングドレス=死装束のインパクトに負けた。

~流行病~
通称・カユイカユイ病。
何か全身スゲー痒くなる。
数週間ずっと痒い。で、あかんもうしんどいってなったくらいにふと痒みが一切無くなる。
痒みが消えて大体一週間くらいで死ぬ。
スゲー感染力が強い。ヤバい。豚インフルとか目じゃない。フェーズ6出すヒマも無かったんじゃね?的な。でも死体からは感染らない。
なお、抗体持ってるやつは死なない。
なんだっけ。全人類の1%だっけ。とりあえずロマはそんな感じなので都合よく死なない。



42 :◆7PDdVpidHM:2009/06/13(土) 03:29:48.87 ID:/jqu5ZVy0
というわけでこれにて全部投下完了になります。

ありがとうございました!
おやすみなさい!



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 05:16:16.79 ID:VgKIpq1k0

なにこれ切ない


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/13(土) 06:04:25.58 ID:yHw08oiL0
面白かっt
参考にさせてもらう、覚悟しろ



( ФωФ)と純潔の花嫁のようです
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1244825415/l50 より

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■この記事へのコメント

  1. ■Re: ( ФωФ)と純潔の花嫁のようです [くるくる名無しさん]

    切なくて面白かった
    良い話だったぜ
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新規2chコピペブログ(09年1月~5月開設分)  Special Thanks to 1年前のまとめブログ

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・09年1月までの新規ブログまとめ
8~10月11月12月1月

10/12
不具合発生中。HTMLタグのどこをミスしているのかわからない……(´;ω;`)

7/9
更新したいとは思っているんよ( ´・ω・)
ヤクルトが首位に立ったら本気出す。

6/20
今日はデントナ様祭りや━(゚∀゚)━!

ドラちゃんの記事に丸一日使いましたが、ごちゃごちゃ見辛い編集で何だか申し訳ないです。それでも米を残してもらうのは嬉しい。

6/18
魔将様サヨナラ弾キタ━(゚∀゚)━!

6/18
自分(達)がどんなに良いと感じていても、全ての人が同じように受け止めるとは限らないんだよねぇ。

6/17
暑いのは割と大丈夫ですが、エアコンをガンガン利かせた部屋との温度差で死にそうです。
皆様も体調にはどうかお気をつけてください。

5/31
マユミ・マユミとかタマキ・タマキって書くと、富野アニメに出てきそうなキャラクターっぽくなるよね。どうでもいいけど。

5/31 午前
過去記事再編集のため、一時閲覧できなくなったかもしれません。ごめんなさい。

( ^ω^)系やSSの長編・連載物をどこで分割しようか非常に悩んでます。どう編集するのがベストなんだ…

5/28
本格的に
ネタが
ない


今週は2chの巡回をあまりしなかったから仕方ない。この土日はサイドバー整理に費やそうそうしよう。

5/28
家を出る直前になってサイドバーのopen/closeがきちんと機能してないのに気付いたよ… 帰ったら修正します。

5/27
なんかお茶犬みたいな配色になった。

5/24
テンプレの配色をどうすべきか・・・半年やってんのに未だに悩み中。

5/21
短レスの
ネタが
無い


5/18
大矢監督辞任・・・お疲れ様でした。

5/17
5月の検索キーワード1位が「おこられサロン」です。訳がわからん。

5/16
すぺしゃるさんくすの使い方ってあれでいいんだろうか。英語が苦手すぎて自信がない。

5/13
何もしないでボーっとしてたら5月になってた。死にたい。

これから数日かけてリンクの整理やら改装やらをしたい。更新はちびちびと。


3/25
都合により「web拍手」を一度リセットしました。これまで記事全体で278拍手、ブログとしては32拍手頂きました。ありがとうございます。

・・・って、本来なら自分ではなく2ちゃんねるに書き込みされた方々が受け取るべき拍手なんですけど。

2/10
昨日ユニークアクセス数10万越えました。

いつも見に来てくださる皆様、他のブログ様、そしてなにより2chを利用している全ての方々に多大なる感謝を!

のんびりまったりコソコソ地味に、これからも更新を続けていきたいと思いますので、 今後とも「くるくる羅針盤」をどうぞ宜しくお願いします。


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